今月の7月14日金曜日にスタジオジブリの新作アニメ映画『君たちはどう生きるか』が上映されます。
宮崎駿監督10年ぶりの長編アニメーションになりますが、今回は鳥が描かれたポスター1枚だけの発表で、予告も宣伝もない!
それには、戦略が込められているとのことで、その理由や作品の内容を探ってみました。
ジブリ『君たちはどう生きるか』予告・宣伝しない理由

ジブリ映画『君たちはどう生きるか』を予告・宣伝しない理由には、スラムダンク方式【露出を控える宣伝戦略】があると言われています。
劇場版スラムダンク「THE FIRST SLAM DUNK」が2022年12月から公開されましたが、今日に至っても、まだ引き続き上映されており、興行収入150億円と言われ大ヒットしています。
2021年1月に映画制作の発表がありましたが、その裏では、映画公開日までに、予告などのPV情報を極限までに抑えていたとのこと。
TVアニメ版との声優が違うことやストーリーへのバッシング等の反発はあったようですが、公開後は絶賛へと変わり、逆転劇へと移行していきました。
いわゆる『バズった』というやつですね。
予告・宣伝しないことはリスクはあるけれども、スラムダンク方式【露出を控える宣伝戦略】は情報の飢餓感をあおる心理戦略です。
また、情報過多の時代、いろんなメディアでいろんな予告を見せすぎているので、視聴者はそれだけで満足してしまう問題があります。
プロデューサーの鈴木敏夫氏は懸念を持ちつつも、スラムダンク方式=通常の宣伝に逆らった手法で挑戦しているのです。
ジブリ映画『君たちはどう生きるか』の内容を予想

情報過多の時代で宣伝は控えていると言いつつも、こちらとしては、やはり新作ジブリ映画の内容は気になります。
あくまで推測にはなりますが、内容は、下記の小説が元ネタになっているのではないかと囁かれています。
あらすじからしても、宮崎駿監督の作品としてイメージしやすいですよね。

吉野源三郎氏の同名小説『君たちはどう生きるか』の内容の関連性はないみたいだよ
『失われたものたちの本』を宮崎駿流に解釈して、『君たちはどう生きるか』がオリジナルとして制作されたんだとか。
なので、小説での舞台はイギリスになってますが、オリジナルは日本を舞台にした冒険活劇ファンタジーに仕上がっているそうです。
さいごに
メディアによる情報過多。
噓も真実も溢れているこの時代に、スラムダンク宣伝方式は今後流行るかもしれないですね。
ただ、これは歴史に残る名作アニメ『スラムダンク』や名作揃いのスタジオジブリ映画だから使える手法!
大手だから情報が少なくても、周りがかき乱して話題になり、勝手にバズってくれるんでしょうね。
7月14日金曜日公開のジブリ『君たちはどう生きるか』を待ち望みたいと思います。